『アメリカ人民の歴史』『ニューヨークの憂鬱』 『日本社会の歴史』 網野善彦『ビルマ敗戦行記』『ソビエト人の生活』『ロシア市民』

6冊のセット売りになります。
『アメリカ人民の歴史』は状態がよくないです。
『日本社会の歴史』・『ビルマ敗戦行記』・『ソビエト人の生活』に線引きの箇所があります。
その他、本文は概ね良好な状態になります。

『アメリカ人民の歴史（下）』
マンスリー・レヴューの編集長としてアメリカのファッショ化とたたかった故ヒューバーマンが，人民の立場から精魂こめて描いたアメリカ発展史．自由と永住の地を求めてアメリカに移住してきた人たちの激しい苦闘の生活を，当時の手紙や新聞などを引用しつつ興味深く語り，アメリカの真の姿を浮き彫りにする．

『ニューヨークの憂鬱』
1980年代初頭のニューヨーク滞在をもとに書かれたドキュメンタリー。いわゆる「ビバ！ニューヨーク☆」といった類のものではなく、職能別の身分格差等々、「暗」の部分に焦点をあてた内容に。

『日本社会の歴史（上）』 網野善彦
現代の日本・日本国は，いかなる経緯をへて形成されたのか－．周辺諸地域との海を通じた切り離しがたい関係のなかで，列島に展開した地域性豊かな社会と，「国家」とのせめぎあいの歴史を，社会の側からとらえなおす．著者10数年の学問的営為の結実した本格的通史．上巻は列島の形成から9世紀まで．

『ビルマ敗戦行記一兵士の回想』
昭和十九年、著者が三度目の応召でビルマに到着したころは、すでにインパール作戦は完全な失敗に終り、日本軍は全戦線にわたって悲惨な撤収をはじめていた。前線からの敗走につぐ敗走。そして終戦。あとにつづく捕虜生活。ビルマの山野をはいずりまわった体験と、その中で生まれる兵士同士や異国人との交情を描いた一兵士の生活記録。

『ソビエト人の生活』
スターリンが採用した農民を犠牲にする工業化政策のおかげで、都市と農民との間には越えがたい溝ができた。フルシチョフ政権下において、大衆の日常生活の苦悩などの実態をデータを駆使して丹念に描いた書。

『ロシア市民ー体制転換を生きる』
目まぐるしく変わる内閣，国際政治の表舞台でのプレゼンスのかげで，ロシア市民は日々何を思い，どのように暮らしているのだろうか．区議会議員，シングルマザー，老人，エリート，農場管理者などの日常生活に密着．社会制度，施設の綿密な取材を通して，地方政治・行政とのかかわり方，民主主義のありようを政治学者の眼が浮彫りにする．