五木寛之クラシック小説集の函入（単行本＋CD）全６巻セットです。小学館から１９９６（平成８）年発行の初版、帯付きです。
第1巻「東欧幻想曲」が６月２０日の発行で、単行本には特別書下ろしエッセイ「プラハー夢の迷宮にて」ほか小説「ソフィアの秋」「バルカンの星の下に」「モルダウの重き流れに」を収録。CDにはドヴォルザークの「スラヴ舞曲第１０番」ほかが収録されています。
第２巻「北欧組曲」が８月２０日の発行で、単行本には書下ろしエッセイ「オスロームンクの影のもとに」、小説が「白夜のオルフェ」「霧のカレリア」「ヴァイキングの祭り」を収録。CDにはグリーグの「抒情小曲集」より「春に寄す」「バラード」「ヴァイオリンソナタ第3番第2楽章」ほかを収録しています。
第３巻「イベリア協奏曲」が９月２０日の発行で、単行本には書下ろしエッセイ「バルセロナー白昼の眩暈」、小説が「暗いはしけ」「スペインの墓標」を収録。ＣＤにはアルベニスの「スペイン組曲」より「アストゥーリアス」「グラナダ」「コルドバ」ほかを収録。
第４巻「パリ変奏曲」が１０月２０日の発行で、単行本には書下ろしエッセイ「パリー寛容と拒絶の街」、小説が「変奏曲」を収録。ＣＤにはドビュッシーの「ベルガマスク」組曲より「月の光」ほか
第５巻「ロシア舞曲」が１１月２０日の発行で、単行本には書下ろしエッセイ「サンクト・ペテルブルグー白夜の街の物語」、小説が「蒼ざめた馬を見よ」「星のバザール」「エルミタージュの卵」を収録。ＣＤにはラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番第1楽章」ほか
第６巻「ウィーン夜想曲」が１２月２０日の発行で、単行本には書下ろしエッセイ「ウィーンー変貌する王国」、小説が「哀しみの女」「ウィーン物語」を収録。ＣＤにはマーラーの「交響曲第1番〈巨人〉花の章」ほかが収録されています。
保存状態は経年数に比し、大変良好だと思います。
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