ご覧いただきありがとうございます。

個人で製作されたWALRUS ホロウボディフルアコテレキャスターモデルとなります。

以前このオークションで落札し、音も作りも素晴らしく
非常に気に入っていたのですが、ネックが丸い太めのタイプなので、どうしても手に馴染めず手放すことにしました。

見た目も最高にカッコよく、音も素晴らしいので
是非使っていただける方に落札していただければと思います。

ソフトケースが付属します。


以下、購入した際の製作者様のコメントを転載致します。

【スペック】
ネック材：ハードメイプル+マダガスカルローズ3P
ボディ材：ソリッド削り出しスプルーストップ＋ラボアの削り出しサイドバック
指板材：インド黒檀
フレット：Stewmac クライオフレットミディアムハイ
スケール：ミディアム 24.75インチ（628ｍｍ）
ポジションマーク：スモールオーバル白蝶貝）
ヘッドインレイ：クリスタル＋ロゴ（白蝶貝）
ピックアップ：Epiphone P-90 Pro
コントロール：1ボリューム+1トーン
PUセレクター：一般品
ポット：CTS 300kA
ジャック：Switchcraft
配線材：Gavit クロスシールドワイヤー
コンデンサー：Sprague Black Beauty 0.039uf
ペグ：Grover 102Nキーストーンノブ
ナット：無漂白牛骨ナット
ブリッジTOM：Gotoh GE104
テイルピース：SCUD ブランコテイルピース

セットネックです。ネック、指板の接着にはハイドグルー（ニカワ）を使用しています。（ボディはタイトボンド）
主観ですが、ハイドグルーは一般的に用いられるタイトボンドよりも硬度があるので、振動の伝達がより高域まで行われると感じ、使用しております。
将来的なネック関連のメンテナンス時もスチームを掛けることで指板とネックを外すことが可能と思います。


【塗装】
塗装は下地からすべてニトロセルロースラッカーです。ボディトップはキャンディカラー（下地がゴールドで、クリアレッドを上塗り）です。

【商品の状態】
大きな打痕や木部へのダメージ、傷などはありませんが、ボディ表面のバインディングとの境目がやや汚い仕上げになっているのと、塗料の相性が悪いのか、若干クリアレッド層が剥離してきている部分があります（写真でご確認ください）
完全な美品をお求めの方は入札をお控えください。

ネックはほぼストレートです。現状よほど強く弾かない限りはビビりはない状態です。
ロッドは製作時、ロッドの効きはじめから0.3回転程締めている状態で、そのままです。まだ余裕があります。
柾目取りのハードメイプル+マダガスカルローズ3Pです。
ネックシェイプはかまぼこ型、およそ1Fで22.5mm、12Fで２5．５mmでやや太めです。（やや塗装の厚みもあるので誤差があるかもしれません）

【特徴と音質】
Gibson のES-446というギターの様に、スプルーストップに通常であれば接着するライニングの補強材を用いず、全て柾目ソリッドのスプルース材からライニングごと削り出しで整形しています（パラレルブレーシング＋ブリッジ部に横ブレースありでH型のブレーシング）。
また、軽やさが欲しかったので、あまり流通していないラボア材（別名Dibetou）をサイド・バックに使用して、それをくり抜いて整形しています。
ラボア材はマホガニーと同じくセンダン科の植物で、主観ですがマホガニーとコリーナの中間の様な音質をしていて、魅力的な材です。
比較的軽量なのもあって、コリーナほどの高域はありませんが、マホガニーとウォルナットを合わせた、ウッディな温かみのある低域を出してくれます。（ラボア材は特にドイツでベースに良く使われている様です）。でも高域も良く出るので、印象としてはマホガニーとコリーナの中間？という感じです。
ラボアが軽量なこともあり本体も比較的軽量で2.6Kgほどです。
太めのメイプルネックのおかげか、芯があって、生音も大きいギターです。

音質については主観になりますが、オープンで立ち上がりが早いものの、高域の繊細さもあって、低域はやや暖かい、という感じです（以下のサンプルサウンドをご確認ください）。
お気に入りのEpiphone P-90 proを付けたので繊細な感じも出ているのかもしれません。最近のアルニコマグネット採用のものですが、非常に良いピックアップだと思います。
一般的なフルアコよりも胴の深さが浅く、またトップの剛性が強いためか、ドライブを深くしてもぼやけやマディな感じがあまりないです。

【サンプルサウンド】
実際に聞いていただくため、こちらにサンプルサウンドをご用意しました。
アンプはFenderタイプのクリーン、VoxAC30クランクアップした歪みタイプです。
ギター→アンプヘッド→Universal Audio OX（Marshall412タイプキャビ）のラインで録音
リア→ミックス→フロントの順で演奏しています。（アンプの設定は全部同じ）
クリーンアルペジオ
https://www.dropbox.com/scl/fi/ja14omjt0fo1j3zev7uya/.mp3?rlkey=kl3np0bm5lcpah1q9q822s079&dl=0
ドライブリフ類
https://www.dropbox.com/scl/fi/r45m8amd7he2dpwc5dw3r/.mp3?rlkey=u678p230np7n7knf12t0iup22&dl=0

（2024年 9月 26日 10時 41分 追加）
正面からの写真の追加です。

https://31.gigafile.nu/1003-b4595ed51baf1c00e78ed92cc03c389a2