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ボトムバーサタイルのど真ん中
Ocelate59B+は5.9ftと7.0ftに可変するマルチピースロッドです。
モンスターバスが生息している琵琶湖で膨大な魚の数を相手にテストを繰り返し生まれました。
5.9ftと7.0ftという絶妙なレングス設定に加えて、MH+というパワーはバスフィッシングにおいて最も使用頻度の高いモデルと言えます。
特にボトムの釣りを得意としており、他ロッドとは一線を画する高感度ブランクスは水中の情報を的確に伝えてくれます。
少しの負荷ではティップが曲がることがないので、シンカーやルアーがストラクチャーに挟まりにくくなり、従来のパックロッドとは比較にならないほどのボトムフィッシングの快適さを誇ります。
臆することなく障害物にコンタクトが可能です。
シャキッとしたブランクスはロングキャスト性能が高く、ボトム以外の釣りでも活躍の機会は多々あります。
重めのスピナーベイトや2オンスクラスのビッグベイト等と特に相性が良いです。
ヘビーバーサタイルな1本としても非常にオススメ出来るロッドです。
魚が掛かったあとは4軸カーボンの強烈な反発力と適切なベントの設定により魚を浮かせる暴力的なパワーを秘めています。
いなして獲る...というロッドではなく、力でねじ伏せる。
そんなイメージが当てはまるかもしれません。
MH+のパワー帯においては類を見ないほどのリフトパワーを持っています。
当然ながらオセレイトはバスだけでなくソルトのボトムゲームにも適しています。
テキサスリグやスイミングジグヘッドを用いたロックフィッシュゲームにはかかせないロッドです。
海外のトーマンフィッシングなどでも開発者の高田は好んで使用します。
> SPEC
Length : 5.9, 7.0ft
Closed Length :700mm
Piece : 3+ 1pcs
CastWeight : 7 - 70g
PE : #2 - #4号
Rod Wt : 137 - 181g
Blank : 4 axis carbon
Remarks : Titanium, Sic mix
クロマグロと戦えるブランクスをキャスティング用にチューン
発売から今も根強い人気を誇るベイトキャスティングロッドのプルクラ62B。
そのプルクラ 62Bのグリップにスロージギングロッドであるイータクワトロ65Bのブランクスを接続したロッドを”イータプルクラ” と名付けてスタッフ陣は使っていました。
本来スロージギングロッドは水深200mを超えるような場所でボトムを丁寧に探るために設計されています。
そのためブランクス感度はすこぶる高いです。
中深海レンジでは巨大魚が多々ヒットするのでトランスセンデンスのスロージギングロッドは強靭なパワーも持っています。
イータクワトロではテストで70kgのクロマグロまで釣り上げているほどです。
また重量級のジグをしゃくりあげて命を吹き込まなければいけませんし、当然操作性も求められます。
そんなスロージギング用のブランクスをキャスティングで使用すると、既存のキャスティングベイトとは全く異なるロッドになることに気がつきました。
特にボトムフィッシングにおける感度、取り回し、パワー...いずれも超一級。
それに気がついてからビックリマン高田は琵琶湖のバス相手にイータプルクラをこっそり使い続けていました。
振り返るとその年で最もバスを釣ったロッドはイータプルクラでした。
ただしイータプルクラはあくまでも派生して生まれたいわば偶然の産物...こんなにスペシャルなロッドならキャスティング用に突き詰めて作るべきだと思いました。
そこでイータクワトロのブランクスをメインとして、ガイドセッティングをイチから見直してさらにトランスシステムを搭載。
59のショートレングスから70のロングレングスまで変化し、MH+程度のパワーを持つシャープなヘビーバーサタイルベイトロッドとして誕生しました。
ボトム専用機を目指して作りはじめましたが、使えるルアー範囲の広さ故にヘビーバーサタイルロッドとしてトップクラスのロッドに仕上がりました
現場で産声を上げ、現場で育った、まさに超現場主義ロッド。
普通のマルチピースロッドに飽きてしまった、そんな釣り人にこそ使ってほしいのがこのオセレイト59/70です。
Ocellate59B|fishing style
バスフィッシングをメインに、ソルトウォーターではロックフィッシュをメインターゲットに据えています。
圧倒的な感度はわずかな魚からのタッチ、ボトム情報をみのがしません。
それ以外のセンシティブな釣りにも幅広く対応します。
海外のトーマンやグルーパーなどでもテストを行いました。
パワーのあるブランクスを活かしてリミットを決めず、いろんな魚と戦ってほしいと思います。
長さの使い分け|Length Change
オセレイト59は5.9ftと7.0ftの長さに変えることができます。
可変させることでオセレイトは大きく異なる2つの顔を見せてくれます。
5.9verを主に使う場面としては高比重ワームが挙げられます。
2ジャーク1ポーズの基本アクションは今やバスフィッシングの定番になりました。
高比重径ワームで使われる既存のロッドは短くても6ft前半。
6ft後半のロッドも珍しくありませんでした。
ところが手首を使い続ける釣りでは、長く先調子になる竿だとどうしても疲労が溜まりやすかったのです。
5.9ftのショートレングス×リール位置に重心がくる用にバランスを計算したことによって、全く手に力を入れてなくてもタックルを保持できるほどの軽快さを実現しています。
一度味わうと戻れないほどの楽さに驚愕していただけると思います。
またオカッパリにおいては足元へのピッチング、水門などのマンメイドストラクチャー撃ちでも効果を発揮します。
取り回しの良さを活かして攻撃的な釣りを展開していただきたいです。
7.0ftverは守備範囲の広いヘビーバーサタイルロッド。
オセレイトは7ftverにするとヘビーバーサタイルなロッドとして変化を遂げます。
ラバージグやフリーリグ、テキサスなどのボトム系ワーミングは軽いウェイトから1オンスを超えるウェイトまで対応します。
ソフトベイト以外にも、2オンスクラスのビッグベイトやスピナーベイト、ディープクランクなども得意としています。
7-70gという広い範囲をカバーできるまさにヘビーバーサタイルロッドです。
適応リール|Recommend Reel
ベイトキャスティングリールの150-300番代を想定して設計しております。
特に200番サイズがおすすめです。
プルクラと使い分けることでやりたいことが全部できる
オセレイト59の得意とする分野と既存のプルクラ62Bの得意な分野は真逆です。
それ故に両方のロッドを使い分けることで死角のないシステムが完成します。
オセレイト59は高弾性を生かしたロングキャストが得意で、ボトムのバイトを積極的にアワセて掛けに行くロッドです。
対してプルクラ62Bはキャスト時には先端がしっかり入ることでアキュラシーが高く、中層や表層のバイトを弾かずに絡め取ることができます。
システム化のためにグリップ長は全く同じ長さに設定してあります。
またプルクラオプションパーツのロンググリップの互換性も持っているので、より自由度が高まります。
プルクラユーザーの方にはオセレイト59を絶対に使っていただきたいのと同時に、オセレイト59を購入した方にはぜひプルクラ62Bを導入していただきたいというのがプロデューサとしての願いです。
ガイド|Guide Setting
チタニウムSICダブルフットガイドを採用しています。
ボトム系の釣りにおいてシングルフットのロッドは軽さというメリットはあれど、ハードに使用するとガイドフットが曲がってしまうというデメリットが上回ると考えています。
オセレイトはバランスそのものを見直すことで、強度の高いダブルフットガイドを搭載しても軽快さを損なわないような設計になっています。
もちろん太いリーダーにも対応しております。
ブランクスパワーも考慮した上で60lb程度までのリーダー推薦です。
高田雄介プロデュース
これまでマルチピースロッドにおいて、特にボトムフィッシングに特化したものはリリースされることは少なかったと思う。
理由は強度の問題ではないだろうか。
ボトム系の釣りはスタックを避けるために、ロッドティップが入らないセッティングに仕上げる必要があるが、どうしてもそこで設計が甘いと破損のリスクがある。
シンプルに言えば硬くて短いロッドはどうしても折れやすいのだ。
オセレイトはそんな今までの限界を突破するために生まれた。
スロージギングという過酷な世界で育ったブランクスを用いた、強度と軽さを併せ持つロッドとして。
この3年間強度テストは琵琶湖の過酷なバスボートの上で毎日行ってきた。
ボートの上ではラフウォーターで叩きつけられるし、数え切れない回数のキャストにもこのロッドは耐えてきた。
ロクマルを何十匹もカバーやストラクチャーから引き出してきたし、50アップは数百匹。
とにかくタフなコンデションで徹底的にテストを繰り返してきた。
テストは国内のみならず、海外のトーマンゲームなどでも行ってきた。
パラボリックなロッドでは出せない飛距離やアキュラシーカバー際での勝負強さは従来のマルチピースとは一線を画す。
現場から生まれたマルチピースロッドのフロントランナーがオセレイト59。
現場で日々夢に挑み続けるアングラーにこそ手にしてほしい。